はやるONE-MAN-SHOW

ボードゲーム、鉄道等

長岡SLG会

長岡で開催された、蒼き臥竜さん主宰の
シミュレーションゲーム会に参加しました。


・DUNE

 フランク・ハーバートのSF小説を元にしたマルチゲーム。
 不老不死の薬であり、恒星間航行に必要なスパイス「メランジ」を算出する
 砂漠の惑星アラキスの支配をめぐる争いです。
 
 20数年前、デビッド・リンチ監督でDUNEが映画化された頃、
 ホビージャパン社がライセンス生産したVerで、当時よくプレイしました。
 こちらでは、時々プレイされるので機会があればと思いましたが
 今回その機会がついに訪れ、よかったです。

 今回は5人プレイで、各担当は以下の通りです。

 アトレイデ家(貴族)  蒼き臥竜さん
   戦闘の際、相手が使用するカード、リーダー、戦力のどれかを
   先に知る能力があり、又、他人がどんな手札を持っているか
   だいたい把握できる能力もあるので、戦闘になると強いです。

 ハルコンネン家(貴族)  かさいさん
   手札を多く持てるのと、裏切り者が多い
   (ゲーム開始時リーダーを全員4人ランダムに引き、
   その内1人を裏切り者にできますが、ハルコンネンだけは
   引いた全員裏切り者になる)ので
   こちらもあまり戦いたくない相手です。

 フレーメン(現地人)  朱鷺羽想さん
   現地人ですので、ユニットが撃破されても惑星上で復活
   (他のプレイヤーは他星系から輸送する必要あり)します、
   又、砂漠に適応しているので移動力が高く、
   壊滅的打撃を与える巨大砂虫や砂嵐の損害もゼロあるいは
   軽減できるので打たれ強いです。

 ギルド(恒星間航行を独占する協会)  タカさん
   他のプレイヤーが恒星間輸送した場合、
   運賃はギルドに行きます。
   又、メランジの安定供給がギルドの目的で
   アラキスが誰かに独占されなければいいので
   最終ターン(15ターン)が終わっても勝者がいない場合
   ギルドの勝ちになります。

 銀河帝国皇帝  私
   戦闘その他で役に立つカードを競りで入手しますが
   競りの収益は皇帝に行くので
   ギルド同様、金には不自由しないハズです。


 アラキスには5つの都市があり、一定数の都市を
 占領したら勝ちです。
 他のプレイヤーと同盟も可能ですが
 同盟者が増えると、占領する都市の数も増えます。


 今回は、アトレイデ家の動向がゲームの中心となっていました。
 最初は皇帝と組んでいたのですが、皇帝のリ−ダーに
 3人もハルコンネンの内通者がいた為、皇帝が大ダメ−ジを受けると
 今度はハルコンネンと組み、皇帝が反撃に出て、
 ハルコンネン支配下の都市カルタゴを砂嵐から守る山脈を
 核で吹き飛ばし、ハルコンネンが大ダメージを受けると
 今度はギルドと組み、最終的にアトレイデ、ギルド連合対
 その他連合の戦いになりました。
 ハルコンネンが反撃に出て、天候コントロールを使用して
 都市アラキーンのアトレイデ部隊とカルタゴの支配者となったギルド部隊を   
 砂嵐で全滅させた結果、14ターン開始時には傷を負った全員が
 都市を1つずつ支配するという膠着状態に陥りました。
 ここで朱鷺羽想さんが帰る時間になったのでゲームを終了しましたが
 この状態では後2ターン行っても、時間切れギルド勝利で終わりでしょうね。

 
・NORWAY

 DUNEが意外と時間がかかった(10時開始16時終了)ので
 最後に比較的軽いゲームということで
 タカさんとNORWAYをプレイ。

 ドイツ軍によるノルウェイ侵攻「ヴェーゼル演習」作戦が
 テーマの海戦ゲームで
 同テーマのゲ−ムでは、昔ホビージャパン社がライセンス生産した
 「NORWAY1940」がありますが、
 どちらもドイツ軍の戦略目標が通商破壊艦の大西洋脱出と
 ノルウェイ侵攻の2つあり、イギリスは本命はどれか
 見極めなければなりません。

 ドイツ軍をプレイした私は通商破壊艦を脱出させようとしましたが
 イギリス側がそれを察知、脱出路を固められたので
 脱出を諦めノルウェイ侵攻に舵を切りました。
 バレンツ海南部で激戦となり、ノルウェイ侵攻は一応成功しましたが
 ドイツ軍艦艇の損害が大きく、勝利ポイントで負けました。