はやるONE-MAN-SHOW

ボードゲーム、鉄道等

戊辰戦争跡を行く 前編

以前、シミュレーションゲーム会津戊辰戦争」を
プレイしましたが
それを機会に、近場の戊辰戦争跡を回ってみました。

まずは長岡から

長岡駅前です。
ここは北越戦争の激戦地、長岡城の跡です。

長岡駅から歩いてすぐにある
北越戦争で長岡藩の指揮をとっていた
家老、河合継之助の屋敷跡。
今は記念館になっています。

記念館にあるガトリング砲のレプリカ


河合継之助の屋敷跡の近くにある、
連合艦隊指令長官山本五十六生家跡
生家が復元されていて、長官の像が家の目の前にあります。

長岡藩家老の山本帯刀は戊辰戦争敗戦の責任をとらされて
断罪の上、家は取り潰しとなりましたが、
後に養子をとって家は再興されました。
養子となったのが山本五十六です。

シンクロニシティ(共時性)というのがあります。
別の時代の人物が似たような人生を送るというもので
(有名なのがアメリカ大統領のリンカーンケネディ
河合継之助と山本五十六もそんな感じがします。
2人共、戦争に反対したものの戦争となったことや、
軍事的先見性があり(河合はミニエール銃やガトリング砲等
洋式兵器で軍を近代化、山本は航空戦力の拡充)
緒戦は敵にダメージを与えたものの、結局物量で押し切られ
自身は戦死したとこ等です。
(あと戦争の結果、長岡が焼け野原になったとこ等、
似なくていい所もありますが)

長岡駅から東北方向に徒歩2時間(歩くなよ!)
八丁沖古戦場跡

今は埋め立てられて田園地帯となっていますが
昔は通行困難な沼沢地でした。
新政府側に奪われた長岡城を
河合率いる長岡藩がここを強行渡河
長岡城を奪回しました。


後編に続きます。