はやるONE-MAN-SHOW

ボードゲーム、鉄道等

OASE新潟定例会

8月12日のOASE新潟定例会に参加してきました。 

今回の参加者は10名でした。


本日プレイしたゲーム

 ・志士の時代

   上記写真は実家近くの尼崎市にある[残念さんの墓]と
   呼ばれているお墓です。
   禁門の変の際、敗走する長州藩の一兵士が
   ここで幕府側に捕らえられ、直後に残念と叫び
   自決したそうです。
   その際、自分の墓に参れば一つ願い事を叶えようと
   言い残したそうで、以後、多くの人がこのお墓に
   参るようになったそうです。
   私も一つの願いは使用済みです。  
   無茶な要求はしなかったので、叶えていただきましたが

   上記写真も実家近くの西宮市にある史跡[西宮砲台]です。
   沿岸防衛のため勝海舟の建策により作られた
   全方位に砲撃可能な砲台です。
   ただし、実戦では使用されたことはなく、
   試射したところ、煙が内部に充満して
   駄目だコリャ・・・という落ちになったらしいですが。


   ペリー来航以来の幕末の動乱期の史跡は
   範囲が広い為、日本のどこででも見かけることができますね
   先週行った会津若松もそうですし、4月に開催された
   サークルサミットin新潟の会場のアオーレ長岡
   北越戦争の激戦地、長岡城跡に建設されていますし...

    

   今回プレイしたウォーゲーム日本史の付録ゲーム「志士の時代」は
   この時代をテーマにしています。
   ターンの最初に、この時代の人物の競りを行い
   入手した人物で順にアクションを行っていきます。
   又、現在の時流がその人物にマッチしていれば
   VPが入ります(例えば、時流が攘夷だと攘夷派の人はVPが入ります)
   ゲームは4ターンで最終ターンは戊辰戦争が発生する可能性があります
   (戦争になれば、実際にマップ上で移動、戦闘を行います)
   
   今回は3人プレイ、カサヤさん、朱鷺羽想さんが相手です。

   今回の作戦として、時流がどちらに転んでもいいようにと
   中間に位置する公武合体派を中心に競るように心がけました
   又、序盤に長州藩主の毛利候を落とせたので
   長州藩士を競るようにしました(競りの際、ボーナスがある為)

   最終ターン、情勢はだいたい以下のとうりでした

    幕府(佐幕):カサヤさん
    会津(佐幕):朱鷺羽想さん
    長州(倒幕):私(カサヤさんも一定の影響あり)
    薩摩(倒幕):朱鷺羽想さん
    土佐(中間):私
    朝廷(中間):私

   集めた人材が若干、私の方が多かったので
   このままでは勝てないと判断したのでしょうか
   カサヤさんが幕府側で仕掛けてきました
   戊辰戦争のトリガーを引き
   京で鳥羽伏見の戦いが発生
   準備不足の京の長州藩の部隊は
   朝廷から官軍のお墨付きをもらったものの全滅
   さらに、それに呼応した朱鷺羽想さんの会津
   長州に攻め込み残存兵力を撃破して、占領しました
   (この逆転した世界では、少年奇兵隊士の集団自決とか
   あったんでしょうね)
   しかし、人材及び軍資金不足でこれ以上の倒幕派の掃討は
   できず、時流は大政奉還(中間派に点が入る)に...
   長州が滅んだので負けたかなと思いましたが
   カサヤさんと1点差で、なんとか勝ちました。


 ・宇宙戦艦ヤマト

   季刊のシミュレーションゲーム雑誌
   「ゲームジャーナル」が同人誌時代の48号(1997年6月)
   の付録ゲーム、最近リメイクされたSFアニメの
   カードゲームです。
   ミルボーンやモンスターメーカ−のような
   妨害を回避しながら一定距離を走るタイプのゲームです。
   10000光年〜40000光年のワープカードを出して
   地球から15万光年先のイスカンダルを目指します。
   中間点のバラン星(7万5千光年先)に
   ピッタシで到着しないと先に進めないとか
   イスカンダルから地球に戻る際は
   イスカンダルを出て次の手番には地球に戻れる
   (一応、デスラー砲による最後の妨害が行える)等
   原作に沿った展開になっています。
   又、イベントカードで
   「人類滅亡まであとXX日」というのがあって
   これが出ると、滅亡カウンターが進み
   一定数進むと人類が滅亡し、全員負けになります。
   志士の時代の面子にコイケさんが加わっての4人プレイ。
   滅亡カウンターが人類滅亡の一歩手前まで来た中
   イスカンダルに到着したコイケさんのヤマトが
   地球への帰路につきました。
   デスラー砲を握っていたカサヤさんが
   自分の手番でヤマトを攻撃しようとした時、
   イベントカード「オリオン座α星」を引きました。
   回避に失敗すると手札を全て失うというものです。
   見事回避に失敗し、カサヤさんのヤマトと共に
   デスラー砲はα星のコロナに飲み込まれてしまいました...
   帰路妨害を受けなかったコイケさんのヤマトは
   無事地球に帰還。人類は救われコイケさんが勝ちました。


 ・クォーリアーズ 終末決戦

   デッキ構築ゲームをダイスゲーム化したようなゲーム
   「クォーリアーズ」の最新拡張です。
   カサヤさん、ソウマさん相手に。
   クォーリアーズは結構好きなゲームで
   卓が立つとよく参加しますが
   運の要素が多少あります。
   今回も私の初手がすごくいい目で
   いきなり強力なモンスターを召喚しました。
   そのまま押し切って私の勝ち。


 ・四天王

   江戸幕府初期(だと思います)の日本が舞台の
   陣取りゲーム。
   ドイツ製で、日本人から見ると
   相変わらず外国人がイメージする日本って
   こんなのかという感じがします。
   マップとかも見ても、いろいろツッコミを入れたくなるし
   (中国地方って、CHINAと勘違いしてるよなとか...)

   プレイヤーは徳川四天王の一人になり
   日本各地を支配していきます。
   ターンの最初に国カードや軍団カ−ド等のリソースが
   一定数公開され、ファーストプレイヤーがリソースの内、
   何枚かを取り、それに4種類の役職
   (1.大名 2.小名 3.先生 4.旗本)の内、1つを付け
   次のプレイヤーに提示します。
   受け取れば新たな切り分けを行い、受け取らなければ
   その次のプレイヤーに提示していきます、
   誰も受け取らなければ自分が受け取り、次のプレイヤーが
   新たな切り分けを行い、全員に分配されるまで
   繰り返します(「もっとホイップを」に似たような感覚ですかね)
   分配が終わると、役職1〜4順にアクションを行います。
   国カードや軍団カ−ドを使って各地を支配します。
   支配すると支配マーカーを置き、VPやボーナスチットを得ます。
   国カードが無くなるか、誰かが手持ちの支配マ−カーを置ききれば
   ゲーム終了で、地域ごとに支配マ−カーの数を比較し
   一番多い人がボーナスVPを獲得し、
   最終的に一番VPが多い人が勝ちです。
   やってみて、切り分けがかなり難しいですね
   人が分配してくれるのを、口開けて待ってた方が
   ラクでいいかも....

  
   今回の結果
 
    本田忠勝(コイケさん)  66点
    酒井忠次(じゃんさん)  61点
    井伊直政(私)      53点
    榊原康政(ノダさん)   52点

   一点差で最下位は免れ
   「奴は我等四天王の中では最弱...」
   と言われることだけは、避けることができました。


 ・コロレット

   四天王と同じ面子で、拡張入り
   拡張の内容はゲーム開始時に
   追加ルールを書いたカードを1枚引き
   今回のゲームはそのルールが追加されるというもの
   追加ルールは
    "各ラウンド、最初にカードを獲得したプレイヤーは
    山札からカードを1枚引き、それも獲得する"
   というものでした。
   私が勝ちました。