はやるONE-MAN-SHOW

ボードゲーム、鉄道等

小栗さん宅にて

小栗さんの家で2人用の
シミュレーションゲームボードゲーム
プレイしました。

・チームヤンキー

ルールが比較的簡単な戦術級シミュレーションゲーム
[FIRST BATTLE]シリーズの第1作です。

[FIRST BATTLE]シリーズを並べてみました

(1)チームヤンキー(左上)
  今回プレイしたゲームです
(2)テスト・オブ・アームス(右上)
  第2作、東西冷戦期間の地域紛争、局地戦がテーマです。
  朝鮮戦争中東戦争ベトナム戦争といった比較的有名な
  戦争のほか、中小国の小競り合い、内戦といった
  マイナーな戦いまであります(チャドVSリビア
  リビア軍戦車VSチャド軍の対戦車ミサイル装備
  トヨタピックアップトラックというのまであります)
(3)バトルフィールド ヨーロッパ(左下)
  第3作、東西冷戦終結後に起きる可能性のあった
  ヨーロッパでの地域紛争がテーマです。
  ベルギーのフランス系住民の独立運動に端を発した
  フランス対ベルギーの戦争や、オーデル・ナイセ線問題から
  発生したドイツ対ポーランドの戦争等があります。
  このゲームの特徴は、最新兵器と第2次大戦レベルの旧式兵器が
  ごちゃまぜになって戦うところです(実際、ユーゴスラビアの内戦では
  T34やM36が使われていましたからね)
(4)サンド・オブ・ウォー(右下)
  第4作、砂漠地帯での戦争がテーマです。
  第2次大戦のアフリカ戦線から、中東戦争
  イランイラク戦争湾岸戦争ぐらいまでです。

5作目以降のリリースもあったかに記憶していますが
詳しくは覚えていません。

今回プレイしたチームヤンキーは
ハロルド・コイルが書いた小説が
元になっています。
この小説はワルシャワ条約機構軍の
西ヨーロッパ侵攻の中で戦う
アメリカ戦車中隊の活躍を描いています。
又、この小説の背景はジョン・ハケットの
仮想戦記「第三次世界大戦」が元になっています。

原作小説と元ネタの仮想戦記
元ネタの方では、ソ連バーミンガムを核攻撃し
その報復でNATOミンスクを核攻撃した結果
ソ連がクーデターで崩壊し停戦となりましたが、
小説でも、東ドイツに侵攻した部隊に
核攻撃で2都市が壊滅した連絡がきて、進撃停止
そのまま停戦となり、無事帰還という流れでした。

元ネタがヒットしたので、
後追いの仮想戦記が出てきて
当時、ちょっとした仮想戦記ブームになりました
(「紺碧の艦隊」あたりでブームになったのより
十数年前の話です)
たいてい、北海道にソ連軍が攻めてくるという
話でしたが。

ゲームはアメリカ戦車部隊VSソ連戦車部隊
移動−戦闘を繰り返す単純なもの。
戦術級ですので、防御側は相手が視界内に移動
すれば攻撃できます。
簡単ながら部隊士気、イニシアチブ、支援砲撃と
いったルールがあります。
シナリオは原作にあった戦闘にそっています。
今回プレイしたシナリオは2
アメリカ軍による最初の反撃です。

アメリカ軍が攻撃目標の高地から
ソ連軍を8ターン以内に叩き出せば勝ち。
アメリカ軍を小栗さん、ソ連軍を私が担当
M1エイブラムス10台、自走ミサイルランチャー2台の
アメリカ軍に対しこちらは戦車5台(T72×2 T62×3)と
質、量共に負けています。
歩兵の数は若干こちらが多いのですが支援砲撃回数は
アメリカ軍の方が多いです。
防御側なので待ち伏せできるのが強みですか。

ゲームの結果は散々でした。
十分敵を引き付けてから攻撃した戦車も
塹壕の中で砲撃に耐え、接近してきた敵に
白兵戦を挑んだ歩兵も、敵の大部隊を上手く
キルゾーンに誘導し、打ち込んだ支援砲撃も
ことごとく外れました。
おかげで7ターン目には文字どうり全滅
アメリカ軍の損害はM1が1台損傷(撃破ではないですよ)
だけでした。
こういうこともあるものですね。


・EWE 英国の戦い

ロンドンオリンピック記念... 
てか、焼け野原にするなよ...

エポック社が30年ぐらい前に出した
エポックウォーゲームエレクトロニクス(EWE)
シリーズの1つです。
1940年のドイツ軍によるイギリス空爆がテーマです。
このシリーズ、当時の科学技術の粋を集めて開発された
電子判定装置が内蔵されています。
これはスイッチを押すと、6カ所あるLEDの内
1カ所がランダムに光るというものです...
電池がなければサイコロで代用できますよ

私がドイツ軍、小栗さんがイギリス軍で...
序盤はドイツ優勢で空戦は勝ち、
爆撃も成功してました。
しかし中盤、ロンドンに到達した爆撃機
爆撃したら不発弾だったのを境に
以後、判定はこちら不利になっていきました。
空戦では負けるし、爆撃すると対空砲火で
打ち落とされるし、ドイツ戦闘機がイギリス爆撃機
攻撃すれば返り討ちに遭うしと、散々です。

 イギリス 18VP
 ドイツ  13VP

で小栗さんの勝ち

ロンドンオリンピックで盛り上がっている時に
ロンドン空爆しようなどと考えたから
バチがあたったってとこですかね。


・マジックマスター2 紋章使い

昔、翔企画が出したカードゲームシリーズの一つ
このシリーズは玉石混交でしたが
このゲームは玉の方です。

モンスターを召喚して戦わせるこのゲ−ム
小栗さんは「鬼」、私は「ガーゴイル」を召喚
高い回復力の鬼に対し、攻撃力を強化した
ガーゴイルが回復力以上の打撃を与え続け
そのまま押し切ってガーゴイルが勝ちました。


・チェント

1〜100の数字が書かれたカード100枚からなる
カードゲーム(6ニムトで代用できそうですね、
逆は無理ですが)
3種類の遊び方がありますが、今回は相手から
渡されたカードを自軍フィールドに配置し
置けなくなれば負けというもの。
私が勝ちました。


アバロン
 

アブストラクトゲーム、相手の玉をフィールドの外に
出せば勝ち。
小栗さんが勝ちました。
私が初心者なのでフルボッコにされましたが
熟練者が対戦すれば千日手になるんじゃないかという
印象を持ちました、そのあたりどうなんでしょうかね。


・バティーク
 

2枚のガラスの間に交互にピースを
落としていき、上からはみ出たら負けというゲーム。
小栗さんの勝ち。


・ワルツの14番

ライトノベル「ミニッツ2〜神の幸運、天使の不運〜」
に登場した、トランプを使った心理戦ゲーム
3回やって、3回共私の勝ち。
小説は未読ですが、小栗さんが強く薦めているので
読んでみようかと思います。